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2017年11月 1日 (水)

古楽の楽しみ▽イギリス・バロックの作曲家ヘンリー・パーセルの作品(3)放送を聴いて

早朝のNHK FMの古楽の楽しみでは、磯山雅氏の解説で早世のイギリスのバロック音楽の作曲家パーセル(1658~1695)の作品の放送です。

 

清教徒革命により、クロムウェルの音楽への迫害により教会オルガンは破壊され、イギリス・バロック音楽はヨーロッパのバロック音楽より遅れを取り、完全な王政復古により、命によりヨーロッパへの留学をした作曲家の一人です。

 

パーセルの作品は、ヨーロッパのバロック期の技法を把握しながらも、イギリスのシャープな作風を持つ、イギリス特有の肌合いを持つもので、独特の作風を持ちます。

 

かつて、パーセルの記念の年に数多くの作品の、CDが多くの企画で日本版で発売されたのが、思い出されます。

 

パーセルの死後は、その後ドイツのザクセン出身の作曲家のヘンデル(1685~1759)が、オラトリオでロンドンのバロック音楽を席捲していきます。

 

磯山雅氏のかつての言で、イギリス・バロック音楽の時代は、その当時のイギリス人は保守的な聴き手でありながらも、「音楽を消費する国」として外国の作曲家を招き、イタリアからカストラート歌手を多額の契約金で招聘するなどしますが、自国の作曲家もジョン・ブロウやロックやハンフリー等の英国国教会のミサのための音楽をアンセムとして作曲しています。

 

ですが、パーセルの存在は大きく、早世が悔やまれます。

 

バロック期の作品は、フランス・バロック音楽だけでなないので、英国を代表するバロック期の作曲家としてイギリス人のパーセルはもっと聴かれていいと思います。

 

 

パーセルの作品は、整理され、パーセル作品番号として、Z.番号による作品番号が付されているのですね。

 

放送内容はNHKに準拠するもので、下記致します。

 

ご案内・礒山雅/パーセルの劇音楽を中心に、歌と器楽曲をお届けします。
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イギリス・バロックの作曲家 ヘンリー・パーセルの作品-3) 礒山雅「「アブデラザール(ムーア人の復しゅう)」組曲Z.570」パーセル:作曲, (合奏)エンシェント・ミュージック室内管弦楽団, (指揮)クリストファー・ホグウッドほか
礒山雅「「アブデラザール(ムーア人の復しゅう)」組曲 Z.570
(合奏)エンシェント・ミュージック室内管弦楽団、(指揮)クリストファー・ホグウッド
「ソナタ 第10番 イ長調 Z.799
(バイオリン)パヴロ・ベズノシウク、(バイオリン)レイチェル・ポッジャー、(チェロ)クリストフ・コワン、(オルガン)クリストファー・ホグウッド
「「ばらの花よりかぐわしく」Z.585-1
(カウンターテナー)アンドレアス・ショル、(器楽)アカデミア・ビザンチナ
「「しばしの音楽が」Z.583-2
(カウンターテナー)アンドレアス・ショル、(器楽)アカデミア・ビザンチナ
「ハープシコード組曲 第7番 ニ短調 Z.668
(ハープシコード)ピーテル・ヤン・ベルデル
「「おお、孤独よ」Z.406
(カウンターテナー)アンドレアス・ショル、(器楽)アカデミア・ビザンチナ
「「ほどかれたゴルディウスの結び目」組曲 Z.597
(合奏)アカデミア・ビザンチナ、(指揮)ステファノ・モンタナーリ

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