2019年9月21日 (土)

ジャクリーヌ・デュ・プレというチェリストを知っていますか?

若い聴衆の方はご存じないかもしれません。
現在でも活躍中である、指揮者でありピアニストである、ダニエル・バレンボイム氏の妻でした。

ジャクリーヌは前に「ほんとうのジャクリーヌ・デュ・プレ」という映画でその私生活や性格など描かれていて観た方もいるのではないでしょうか。

YouTubeで何の気なしに見て聴いた、デュ・プレの指揮ダニエル・バレンボイムによるロンドン・フィルハーモニー管弦楽団による、モノクロのドヴォルザークのチェロ協奏曲のロンドン公演での録画でした。

その当時から、ジャクリーヌの名声は高く、夫となったダニエル・バレンボイムとの録音は多いです。

ジャクリーヌは、チェリストのその当時からの名声は高かったのですが、彼女は、若くして筋力が衰えていく病気となり、チェロは弾くことはできずに、晩年は車椅子生活でした。バレンボイムとも離婚し、若くして亡くなりました。

彼女の演奏は、暖かく、柔らかで、きつい音は出しません。物凄いチェロのテクニックを持つ名チェリストでした。私は、エルガーのチェロ協奏曲のCDをもっています。

彼女が難病にならず、今でもチェリストでいたなら、バレンボイムの競演も素晴らしい聴きものとなったでしょう。
バレンボイムは、ピアニストとしても一流のものを持っています。二人で、ベートーヴェンやブラームスのチェロ・ソナタなど何でも録音も室内楽の公演もできたはずです。

本当に惜しいチェリストでした。

| | コメント (0)

«最近のリュリの作品の録音について~野心家リュリのその当時の演奏は!?~