2018年9月 7日 (金)

神戸愉樹美ヴィオラ・ダ・ガンバ合奏団

プロデューサーである宇田川貞夫氏に続いて、もう一人だけ日本のガンビストを紹介しましょう。

神戸氏は、ヴィオール合奏のための合奏団を持っています。神戸氏は、ヴィオラ・ダ・ガンバ、バス・ガンバを弾くことがありますが、4人でヴィオール合奏を行います。

ヴァイオリンの音程に匹敵する、トレブル・ヴィオールやテノール・ヴィオールで、4人で合奏を行います。

ヴァイオリン族による弦楽四重奏は第一ヴァイオリン、第二ヴァイオリン、ヴィオラ、チェロですが、ヴィオール族の合奏もルネサンス期には、はやりました。

ヴィオール族の合奏は、ヴァイオリンのような小さな楽器でも、足に挟んで、手の甲を裏にして弾くトレブル・ヴィオールのような、今ではめったに見られない合奏が見られます。

ヴィオール族だけによる合奏は、イギリス・ルネサンス期にホール・コンソートと呼ばれました。

ほかにリコーダーなどの楽器が入る場合には、ブロークン・コンソートと呼びます。

こうした合奏は、イギリス・ルネサンス期のトマス・モーリーやジョン・ダウランドによる楽しい曲が多くあり、一般の人も家庭で弾いていました。

そうした、音楽を聴くと、CDでは、ヴァイオリン族だと思う方もいるでしょうが、それをまじかで見ると、ヴァイオリン族の弦楽四重奏団ではなく、ヴィオールだけによる4人の合奏なので、驚かれる方が多いと思います。

そうした、ヴィオール合奏を見る機会というものはなかなかないので、一度見られると興味深いと思います。

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